スロモ軌道模型制御

特殊運転モード

ワンハンドルマスコン運転モード

　Digitrax(kato)社製DCS50Kなどのノブで速度調節を行うコントローラにおいて、ノブをワンハンドルマスコンに見立てて実物と同じように加減速を楽しめるモードです。

　加減速率は表のようにCV3,CV4,CV147の設定値に基づいています。

走行方向レール基準

アナログ制御では、レールのどちらが＋電圧になるかにより、すべての車両の走行方向は決まっていました。そのため、車両の①位側②位側を気にすることなく連結しても、走行方向がバラバラになる問題はありませんでした。

しかし、DCCにおいては、例えば①位側が前進である車両は、どちら向きにレールに置いても①位側が前進になります。そのため、連結する時は常にそれぞれの車両の走行方向を揃える必要がありました。もし異なる場合は、 CV29 ビット1を反転して走行方向を変える必要がありました

本設定をONにすると、アナログ制御のようにレールに置く向きを変えた時でも、走行方向は一定になり、気軽に連結運転を楽しむことができます。

　注意点としては、パワーステーションからレールに接続されている線を入れ替えるとアナログ制御の時と同じように進行方向が反転します。オートリバースがある時などは、特に注意して下さい。